5月6日、関東学院大学ギオンアスリートパークで関西から摂南大学を招いての練習試合が行われた。この試合は40分のみの試合として行われた。この日は風が南から北にかけて強く吹いており、風で体が押されるほどの強さだった。コイントスの結果、風上に摂南、風下に関東という配置になった。
関東のキックオフで試合が開始した。
まず最初に魅せたのは
1年田中稜他だった。キックオフで相手が蹴り返してきたボールをキャッチし、蹴り返し、50-22を成功させ観客を沸かせる。その後マイボールラインアウトで相手ノッコンを誘った関東は敵陣22メートル付近でスクラムを選択。そこからBKで攻撃。テンポの速い攻撃で攻める関東はペナルティをもらい、3年
山嵜和がクイックスタートで攻撃を仕掛け、ゴール直前まで前進。そこから3年
難波隼士がラックサイドに飛び込みトライ。普段から仲のいい2人のコンビネーションが光ったトライとなった。そして逆風の中、3年
藤生奨太郎のコンバージョンキックも決まり、7-0とリードする。
相手キックオフで試合が再開する。そこからは一進一退の攻防が続く。ATKでは、2年
高橋鴻の力強い突破、3年
近藤雅久人の相手を引き付けてからの絶妙なパス。DFでは2年
亀井隆輝の相手に刺さるタックル、2年
山田豪のジャッカルがチームを勢い付ける。
そして前半 分、敵陣10メートル付近で行われた相手ボールスクラムで、FWが奮闘しスクラムでプレッシャーをかけ、相手スクラムを粉砕。そしてパス出しに手間取っていた相手SHから3年難波隼士がボールを奪い敵陣深くまで攻め込むと、サポートに来ていた1年
山下新太にパス。そのままゴール直前まで攻め込み、最後はサポートに来ていた2年亀井隆輝にボールを預けトライ!相手をさらに突き放す。12-0
相手キックオフで試合が再開した関東は自陣からじわじわと相手陣に攻め込むも、ペナルティを奪われ、敵陣深くまで攻め込まれる。
そして関東はここで大きくメンバー変更を行い、11人のメンバー交代を行う。
交代した選手は苦しいエリアからの試合開始となった。相手ラインアウトから再開、関東は相手のラインアウトモールを上手に防ぎ、その後、2年山田豪と、途中出場の3年
飯塚太一の2人のダブルタックルで相手をひっくり返しそのままターンオーバー。そのままペナルティも奪ったナイスプレーでチームを勢いづける。
しかしまたもや自陣深くまで戻された関東であったが、相手ペナルティをもらうと、すかさず3年
大森健がクイックスタート。そこに反応した2年
西原主晴が一気に敵陣10メートルまでビックゲイン。チームの危機を救った。
そして前半29分、敵陣22メートル付近でマイボールスクラムを組んだ関東は、フリーキックのチャンスをゲット。そこから3年
北野駿がクイックスタート、FWの連続攻撃の末、最後は走りこんできた3年山嵜和が相手を3人引きずってトライ。FWとBKの前へ出る姿勢がトライへとつながったシーンだった。17-0
しかし前半32分、自陣深くで攻めていた関東は、ボールをノッコンしてしまい、それを相手に拾われそのままトライを許してしまう。17-7
マイボールキックオフで試合再開。そしてここでも1年田中凌也が魅せる。相手が蹴ってきたボールをキャッチし、攻め込むと、相手を2人引き付けてパス。それを受け取った1年
小野寺剛広が抜けだし、3年北野駿にパス。敵陣ゴール前まで攻め込むと、最後は2年
川村洸介が押し込みトライ。24-14とする。
その後は4年
岩本嵩馬の相手ラインアウトを奪ったり、FW陣の果敢なタックルによりボールを奪ったりするが、得点には結びつかないまま試合が終了。24-14で勝利し、試合が終わった。
練習の成果は出たものの、まだまだ反省するべき点がたくさん残った試合となった。
応援に駆けつけてくださった皆様、遠くからでも応援してくださった皆様。春シーズン残りの試合、精一杯頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします。
試合中の写真です。
3年
難波隼士
2年
山田豪