2022年6月22日(土)に行われました、練習試合の拓殖大学Bとの試合結果をお知ら致します。
★試合結果★
前半21−12
後半24ー26
合計45−38
当日の試合メンバーはこちら
今回の練習試合は、前回の課題であった、ファーストタックルの質は良いものの、セカンドマンの動きが悪く倒しきれないという課題を1週間かけて改善してきた。
当日は日差しが強く蒸し暑いグラウンドだった。
前半キックオフ、試合は早々に動いた。前半6分、自陣ゴール前拓殖ボールスクラムをそのままトライゾーンまで押し込み、先制トライを許してしまう。しかし、関東のFWも負けていられない。その後のキックオフから、拓殖が蹴り返したボールがダイレクトタッチとなり、敵陣22m付近でラインアウトを獲得。そこで形成したモールを力強く押してゴール前まで進みHO近藤雅久人がトライ。先制を許した2分後の出来事だった。
前半18分、拓殖がフェイズを重ねる中、ミスが起き関東のボールとなる。そこからクイックボールを出したい関東は、SH大森健がショートサイドに放ったボールをWTB阿部光希が受け取り走り出す。タッチ際を走りだすと、内から追いかけてくるDFを一人ハンドオフで押し退けて、もう一人来たDF弾き飛ばしてトライ。そのまま試合を優位に進めて行きたい関東だったが、自陣でキックチャージを受けて拓殖にボール奪われると、フェイズを重ねられてトライをされてしまった。
前半27分、ハーフラインでボールを展開していた関東は、再びWTB阿部光希が裏へ抜け出してオフロードパス。FL石井隆也に繋がったボールを再びオフロードパスで繋いで、FB沢田石智志が受け取りトライ。
その後は、お互い激しい攻防が続いたが得点は動かずに前半終了。
後半キックオフ。CTB松原理人がラインブレイクしてCTB高橋鴻にオフロードすると、敵陣深くまで入り込む。相手陣内でペナルティを獲得するとそこでタッチキックを選択。ラインアウトからモールを形成し、そのまま押し込んでHO中村亮太がトライ。流れに乗りたいがトライを返されなかなか乗れない関東。お互い攻防が続く中、中盤でマイボールスクラムを獲得。そこのセットプレーからFB立川晃大がキックを蹴りそのボールが敵陣22m中に入り50:22となり、ナイスプレーとなった。そこで敵陣に侵入すると、ラインアウトからマイボール継続して、後半15分にFB立川晃大が華麗なランを魅せた後にパスを繋いで、WTB高橋諒がトライを決めた。先ほどと同様に、この後もトライを返されてシーソーゲームとなった。そして、次にトライを取ったのは関東。敵陣ゴール前でモールを作り、FW全員で押込んで後半26分にFL石井隆也がトライ。次に、再び拓殖のトライ。この後に関東は、トライを取り返せずに拓殖が連続トライ。関東はトライを取り返さないと負けてしまう展開となってしまった。
試合終了間際の後半39分。マイボールキックを獲得して敵陣ゴール前までボールを繋いで侵入すると、LO山田豪が力強いゲインでトライ。劇的トライをして逆転勝利を飾った。
最終スコアは45‐38で関東学院大学の勝利となった。
後半から出場したHO田中流星はこう試合を振り返った。
「今回の試合は、スクラムから流れを持ってかれそうになったが、モールの面ではトライを取りきることが出来て良かった。練習で意識してきていた、DFシステムを機能させる事が出来て、練習の成果を発揮できたと思う。チームとして、スクラムが課題となったので、そこをフォーカスしてもっと練習に励んでいきたい。」
春の試合レポートは当レポートにて終了となります。ご覧いただきありがとうございました。
引き続き、関東学院大学ラグビー部の応援の程よろしくお願い致します。
担当:松原理人(3年)
近藤雅久人(2年)
田中流星(2年)
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