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2011-5-15 釜石遠征 ~WE ARE CLOSE “AS ONE”~ [レポート]

投稿日時:2011/05/17(火) 19:35

平成23年5月15日(日)に第46回 IBC杯ラグビー復興支援試合“絆 いわて ふるさとは負けない!”が盛岡南公園球技場にて行われ、当ラグビー部も参加させていただきました。
  東日本大震災の未曾有の大災害の影響で当初は「開催するのは時期尚早なのではないか」等、関係者一同複雑な思いがあったものの「ラグビーを通して釜石を! 岩手を!元気にしたい」という釜石シーウェーブスの皆様、岩手県ラグビーフットボール協会の皆様はじめその他多くの関係者皆様のという熱い、熱い思いが届 き開催される運びとなりました。
 当ラグビー部も参加させていただくことで「少しでも復興の一助になるのであれば」という思いで東北出身メンバー12名を中心に総勢41名とYRAウィメンズセブンのメンバー8名の計49名で参加させていただきました。


YRAウィメンズセブンのメンバー       釜石シィーウェーブスの皆様

          

岩手に再び集結した新日鉄V7メンバーと往年のスーパースター




開会式では、参加者全員で一分間の黙祷を行ないました。


エキジビジョンマッチとして釜石のラグビースクール、盛岡のラグビースクール、往年のスーパースターとYRAウィメンズセブンのメンバーがTAGラグビーを通して交流をしました。岩手の子供たちは、とても元気でした。


試合については、釜石シィーウエーブスのご厚意により35名の選手全員を出場させることができました。

前半
1番 吉田(4年)、2番 橋本(4年)、3番 田中(4年)、4番 中尾(4年)、5番 後藤(4年)、
6番 田辺(4年)、7番 西原(4年)、8番 後藤(2年)、9番 山路(4年)、10番 佐藤(2年)、
11番 小林(4年)、12番 高橋(建)(3年)、13番 関口(4年)、14番 木崎(4年)、15番 高(4年)

後半
1番 小川(4年)、2番 渡邊(友)(4年)、3番 岡(3年)、4番 井沢(2年)、5番 中尾(3年)、
6番 松田(4年)、7番 永井(4年)、8番 長谷川(4年)、9番 菅野(2年)、10番 安田(1年)
11番 佐々木(3年)、12番 斎藤(2年)、13番 福田(2年)、14番 渡邊(昌)(4年)、15番 藤田(3年)

入替(後半20分)
2番 渡邊→2番 矢萩(2年)、4番 井沢(2年)→ 4番 高桑(1年)、6番 松田→6番 高坂、
8番 長谷川→8番 今井(1年)12番 斎藤→12番 高橋(卓)



ア フターファンクションは、関係者、ファンも交えて盛大に行われました。今季から釜石シィーウエーブスの主将を務めることとなったOBの佐伯主将(06年 卒)からの挨拶では「震災直後後は、正直ラグビーどころではなかったが、僕ら再びひたむきにラグビーをすることで、勝利することで少しでも釜石の皆さんに 勇気を与えることが出来るのであればということで5月3日から新シーズンをスタートさせました。釜石の皆さん、僕らも楽しみにしていた復興支援試合の大事 な試合を母校の後輩たちとやれたことに感謝をしています。僕らは、トップリーグ昇格を目指し釜石の皆さんと頑張りますので、関東学院の皆さんも大学選手権 優勝を目指し頑張ってください」とエールを送っていただきました。




釜石シィーウエーブスに所属しているOBの皆さんも元気でした!
(左から細川選手(08年卒)、佐伯主将(06年卒)、浅田選手(00年卒)、池村元監督(99年卒))
(下段は、一昨年引退をした三浦選手(98年卒))












東北出身の12名
(下段左から 佐藤(2年)、藤田(3年)、高坂(4年)、安田(1年)/上段左から 矢作(2年)、斉藤(2年)、後藤(2年)、福田(2年)、橋本(4年)、小川(3年)、今井(1年)、高桑(1年))

今回このような試合を出来たことにとても感謝しています。
僕たちが東北に元気を出してもらえるようにプレーしたつもりでしたが、
反対に釜石のみなさまの声援を受け元気をもらいました。
これからも東北のために頑張りたいと思うので、釜石のみなさまも頑張ってください。
佐藤(2年)

被災地にも関わらず2424人というたくさんの人が来てくださったことを嬉しく思いました。
自分の地元ということもあり、いろいろな思いで試合をしました。
これから自分をしっかりもって頑張っていきたいです。
藤田(3年)

被災地の現状の中で僕たちの試合を見に来てくれて元気が出ればいいと思い、
試合が出来たことを感謝しています。
盛岡の方々、頑張ってください。
高坂(4年)

初めての試合がこのような形で、思い出に残りました。
自分の出身は秋田で、自分も頑張るので頑張ってください。
安田(1年)

この度は被災地の皆様に元気を与えられたのではないかと思います。
これから被災地の皆様には元気で頑張ってもらいたいと思います。
矢作(2年)

僕も同じ東北出身者としてこの試合に参加でき、良いことが出来たと思います。
僕自身の地元も大変な被害で、気持ちが分かります。
僕も頑張りますのでみんなで頑張っていければと思います。
斉藤(2年)

東北出身ということで釜石さんとの試合に出させていただき嬉しく思います。
この試合で少しでもみなさんに元気を与えることが出来ていたらいいと思います。
後藤(2年)

この度は私の地元である岩手県盛岡市で試合を出来たことを幸せに思います。
同時に釜石の応援の方々を含め、ラグビー関係者の方々から、
歓迎を受けてのグランド入りだったので、楽しいラグビーが出来ました。
関東学院ラグビー部にも東北出身者がたくさんいます。これからが頑張り時です。
福田(2年)

今回、盛岡で試合をすることが出来て、とても嬉しく思います。
このような現状の中、たくさんの人が見に来てくれて、
自分も多くのことを感じることが出来ました。
その感じたことを思い出しながら、これからもラグビーを頑張りたいです。
橋本(4年)

今回盛岡遠征で釜石で試合できて、自分の力量不足がわかったので、
オープン戦、リーグ戦に向けて頑張ります。
小川(3年)

今回、私たちを招待していただき、ありがとうございます。
これからは東北の方々に元気を分け与えられるようなプレーをしたいです。
今井(1年)

今回、私たち関東学院を歓迎していただき、誠にありがとうございます。
釜石は被災地にも関わらずとても活気溢れていました。
私たちも目標に向かって頑張るので、釜石の方々も頑張ってください。
高桑(1年)





今 回の第46回 IBC杯ラグビー復興支援試合“絆 いわて ふるさとは負けない!”に参加させていただくにあたり、当ラグビー部も被災された皆様へのメッ セージとして『WE ARE CLOSE“AS ONE”』裏には、KGURFCのチームロゴと釜石シィーウエーブスのチームロゴをあしらったT-シャツ を作成し、参加したメンバー全員で着用しメッセージを届けました。なおT-シャツは、別途、釜石シィーウエーブス様に義援T-シャツとして100着寄付を させていただきました。

被災地の方々に対して私たちが出来ることは、本当に小さいことしか出来ないかもしれませんが、私たちが学生らしく 一所懸命に真摯にラグビーに打ち込んでいる姿を魅せることで少しでも被災地の方々に勇気を!元気を!与えられるよう今後も頑張っていきたいと思います。 『WE ARE CLOSE“AS ONE”』


文責:中尾 泰人         

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